日立製作所は、インドの「NeSTグループ」の「SFO Technologies Pvt. Ltd.(以下:SFOテクノロジーズ社)」と火力発電用の制御システム分野に関する合弁会社の設立に合意したことを27日に発表した。
新合弁会社「Hitachi NeST Control Systems Pvt. Ltd.(以下:日立NeSTコントロールシステムズ社)」は今年10月に設立される予定で、出資比率は、日立の100%子会社である日立インド社が70%、SFOテクノロジーズ社が30%となる予定。カルナタカ州バンガロール市に設立される。
発表によると、今後両社は、日立が持つ制御・製造技術や、プラント制御に関する経験やノウハウと、SFOテクノロジーズ社が持つ制御システムの経験、およびインド全域における販売ネットワークを日立NeSTコントロールシステムズ社に統合。インドにおける制御システム事業の強化を図ることが伝えられている。尚、新会社は2014年度の売上高を15億インドルピー(約26億円)へ拡大することを目指す。