石破茂総理は内閣府が整備を進める準天頂衛星システム「みちびき6号」を搭載したH3ロケット5号機が2日午後、種子島宇宙センター大型ロケット発射場から打ち上げられ、みちびき6号が所定の軌道に入ったことを受けてコメントを発表。
石破総理は「政府としては、このみちびき6号機を含む準天頂衛星システムを最大限活用し、測位情報サービスをより多くの方が円滑に利用できるよう万全を期す」としている。
また、阿部俊子も「打上げに成功し、搭載していた準天頂衛星みちびき6号機が所定の軌道に投入されたことを確認した」との談話を発表。
阿部大臣は「昨年2月の試験機2号機以降、4機連続のH3ロケットの打上げ成功であり、着実に打上げ実績を積み重ねていることを喜ばしく思っている」とした。
そのうえで「文部科学省としてはH3ロケットの継続的な運用に向け、技術の蓄積・成熟を図り、実績を着実に積み重ねることで、我が国の宇宙活動の自立性を確保するとともに、我が国の技術力向上や産業振興、国際競争力強化等につながるよう、今後も引き続き宇宙開発利用の推進にしっかりと努めてまいります」としている。(編集担当:森高龍二)