立憲民主党の辻元清美代表代行は１２日の記者会見で、消費税減税が焦点になってきているとしたうえで「減税しないことが責任政党という、呆れかえるような姿勢が今の石破政権ではないか。石破政権や自民党は大きな課題や改革を先送りにし、無策でいることが実態」と「責任政党という言葉を言ってもらいたくない」と政府・与党の姿勢を問題視し、苦言を呈した。
辻元氏は物価対策では「ガソリン暫定税率の廃止、消費税についても議論すべきと提示している」と消費税減税については立憲として、食料品はゼロ％にすること、財源についても示していく姿勢を強調した。
食料品ゼロ％に関する財源に関して、野田佳彦代表は「赤字国債に頼ることなく、地方財政にも未来世代にも負担を及ぼさないように財源を確保する」として党内で制度設計を進めさせている。また超短期対策として給付措置も考えなければならないとこれまでの記者会見で語っていた。（編集担当：森高龍二）
