総務省は国家公務員に冬のボーナスが支給されたと10日発表した。ボーナスの年間支給額は過去最高だった平成10年度に比較すれば約3割(29.6%)の減少になっている。
それによると、管理職を除いた行政職員の12月期の期末・勤勉手当の平均支給額は成績標準者で56万5300円。昭和63年(約56万円)以来の低い水準になった。
年間支給額でみると、今年度は107万8300円で過去最高だった平成10年度に比べて45万3400円余り少なくなっていた。
ただ、こうした減額は平成26年3月までの間、期末・勤勉手当の特例減額支給措置が講じられていることによるところの効果が出ているもので、この期間の経過後については減額がどの程度になるのか未定だ。(編集担当:森高龍二)