ミツビシ・モーターズ・インドネシアで生産する3列シート仕様の新型のライトデューティなFF・SUV『デスティネーター』 ボディサイズは全長×全幅×全高4680×1840×1780mmと日本仕様があったなら、ちょうどいい感じの大きさだ
三菱自動車は、インドネシアで新型ミッドサイズSUV『デスティネーター』を世界初披露した。7月23日より開催される第32回インドネシア国際オートショーで展示し、販売を開始する。今後は、ベトナム、フィリピンなど他のアセアン地域や、南アジア、中南米、中東、アフリカに順次投入する。
新型『デスティネーター』は、「The Confidence Booster for Energetic Families(いきいきとした家族が自信を持って一歩踏み出すことを後押しするSUV)」を商品コンセプトに開発し、ミツビシ・モーターズ・インドネシアで生産する、3列シートのゆとりあるスペースを確保した7人乗りのミッドサイズSUVだ。新たな目的地(destination)へ踏み出す後押しをしたい、という想いを込め『デスティネーター』(DESTINATOR)とした。
ボディサイズは全長×全幅×全高4680×1840×1780mm、ホイールベース2815mmの正にミッドサイズのSUVだ。
新型『デスティネーター』は、クロスオーバーMPV『エクスパンダー』やコンパクトSUV『エクスフォース』に続くインドネシア発の世界戦略車の第三弾として、アセアン地域を中心に展開。三菱自にとってインドネシア事業はアセアン地域のブランド訴求のうえで重要な柱となるモデルだ。東南アジアで三菱自の評判は良く、販売も好調だ。
三菱自によればアセアン諸国へ輸出実績は高く、販売が好調だ。また、海外生産台数は85万台前後で、その拠点の多くが東南アジアに集中しており、三菱自の生産拠点が数多くあり、エリアにおける販売も好調でシェアも大きい。
今回の新型『デスティネーター』もミツビシ・モーターズ・インドネシアで生産するモデルだ。パワートレーンは、力強く爽快な加速とあらゆる路面や天候で安全・安心の走破性によって爽快な走りを実現した120kW/250Nmの出力トルクを発揮する1.5リッターガソリン直噴ターボエンジンに燃費性能と加速性能を両立させたCVTを組み合わせた。前輪駆動ながら路面状況に応じて最適な操縦性と駆動力を発揮するライトデューティな5つのドライブモードを搭載する。(編集担当:吉田恒)