ホンダは原付一種の新基準に適合したCUB系モデル4種を発表した。11月から新たな排ガス規制が適用され、これにより50cc以下の車両の生産は10月末でできなくなる。それに先立ち、4月に法改正が行われ、原付免許で運転できる基準に総排気量50cc超125cc以下で最高出力4.0kW以下に制御した車両が加えられた。
ホンダもこれにあわせて、新たに原付二種のモデルをベースに、110ccエンジンの出力を絞るなどした原付免許で乗ることができるモデルを発売する。
11月から新たな排ガス規制が適用され、これにより50cc以下の車両の生産は10月末以降できなくなる。それに先立ち4月に法改正が行われ、原付免許で運転できる基準に総排気量50cc超125cc以下で最高出力4.0kW以下に制御した車両が加えられた。ホンダもこれにあわせて、新たに原付二種のモデルをベースに、110ccエンジンの出力を絞るなどした原付免許で乗ることができるモデルを発売する。
発表したのは、「スーパーカブ110」「スーパーカブ110プロ」「クロスカブ110」「クロスカブ110・くまモンバージョン」のメーカー希望小売価格を改定するとともに、スーパーカブ110、クロスカブ110は、カラーバリエーションを変更、12月11日より価格を改訂して販売する。
国内の原付一種の市場は縮小傾向にあり、それでも二輪車の販売のうち原付一種の販売台数は4分の一程度を占めている。(2023年・自工会)
ホンダは、新基準原付も「事業的に厳しいところがある」とする一方で、国内市場で50%を超えるシェアを持つほか、通勤通学や配送業など、幅広い分野で使われていることを考慮して、原付一種の事業を続けていくとしている。(編集担当:吉田恒)