立憲民主党の安住淳幹事長は16日、公明党の西田実仁幹事長と国会内で会談。中道・改革路線を軸に、共にリアルな政権運営に関わってきた経験者として結束していくことを確認するとともに、17日、両党党首会談を行うことを決めた。
安住氏は穏健・中道勢力として考え方が非常に似ているとして、全般にわたり連携を深めていきたい意向を伝えたとし、西田氏からは「日本の政治を前に進めるために自民党との連携を絶って、こうした立場になった。無分別な連携ではなく、中道改革路線をやっていける連携相手の皆さんと政治的な行動を共にしていきたい。立憲民主党はそういう立場にある党と認識している」との返事があったという。
安住氏は「選択的夫婦別姓制度も含め、社会の分断をあおるよりは包摂して共生社会を作っていこうという方針も一致している。これからの日本政治にとっては首班指名以上に重要な、立憲民主党と公明党がどう連携していくか、ある意味大きな塊になれるかどうかの、もう1つのスタートラインだと思う」と政策実現への強力なパートナーになりうることに期待を示した。(編集担当:森高龍二)