高市早苗総理は5日夜にジョルジャ・メローニ・イタリア首相と電話会談し「G7の結束を一層強化し、自由で開かれた安定的な国際秩序の実現に向けた同志国連携を深めていく必要性で一致した」。
外務省によると高市総理は日伊間では安全保障や経済を始めとした幅広い分野の協力が着実に進展しており、2026年、外交関係樹立160周年を迎える両国関係を更なる高みに押し上げていくべく、メローニ首相と緊密に連携していきたい旨を伝えたとしている。
イタリアとの間では2024年~27年の期間での「日伊アクションプラン」に基づく取組みが進行中。
プランでは「ロシアによる侵略に対抗するウクライナを必要な限り支援し、国連憲章の原則を損なういかなる試みにも断固反対する。インド太平洋における緊張の高まりについて深刻な懸念を共有し、自由で開かれたインド太平洋の実現の重要性を改めて強調する。世界のいかなる場所においても武力又は威嚇による一方的な現状変更のいかなる試みにも反対することを強調する。国連安保理決議に従った朝鮮半島の完全な非核化、全ての関連する国連安保理決議の完全な履行及び拉致問題の即時解決の重要性を改めて強調する」などが明記されている。
現在、安保ではイタリア、英国と「次世代戦闘機」の2035年までの完成に向けた共同開発に取組み中。(編集担当:森高龍二)













