LEXUS、刷新したBEV「RZ」発売 卓越した操舵感覚をもたらすステアバイワイヤシステム採用 新運転感覚提供

2025年12月26日 06:13

LEXUS RZ550-F Sport

「LEXUS RZ」に新たに加わったRZ 550e“F SPORT”(ブラック&ニュートリノグレー) 価格は950.0万円

 LEXUSは、全国のレクサス店で2025年12月24日に「RZ」の新型モデルを発売すると発表した。2005年のRX400h発売以降、LEXUSはラグジュアリー市場における電動化として優れた走行性能と環境性能の両立を追求してきた。

 今後も多様な市場ニーズに睨んで、BEV、HEV、PHEVなどの電動車の普及を通じ、カーボンニュートラル社会の実現を目指す。

 今回、改良したRZはプラットフォームをリニューアルしたほか、電動化技術を活用した四輪駆動力システム「DIRECT4」の特性を見直し、走りのコンセプトである“The Natural”を磨き上げ、自然で気持ちの良い走りをより深化させた。

 また、BEVシステムを全面刷新し、モーターの高出力化や航続距離の伸長、充電所要時間の短縮を実現した。RZのラインアップには、新たに「RZ550e“F SPORT”」を追加設定。LEXUSとして次世代の操舵感覚をもたらす「ステアバイワイヤシステム」を初採用した。同時に前後モーターの高出力化し、300kWの最大システム出力とすることで、より力強く爽快な走りを追求した。

 RZのディメンションは全長4805mm×全幅1895mm×全高1635mm、ホイールベース2850mm。タイヤは20inchを装着し、車重は2120kg(F Sport)だ。EVとして気になる航続距離は582km(F Sport)、システム最高出力300kW(407.8ps)を絞り出す。価格は790.0万円~950.0万円。(編集担当:吉田恒)