Stellantis Japanは、アルファロメオのスポーツセダン「GIULIA Quadrifoglio」に、さらなる高度な走行性能と特別装備を与えた限定車「GIULIA Quadrifoglio Estrema(ジュリア・クアドリフォリオ・エストレマ)」を46台限定で、全国のアルファ ロメオ正規ディーラーにて発売すると発表した。メーカー希望小売価格は、1447.0万円(税込)。
GIULIAの最もスポーティなグレードである「GIULIA Quadrifoglio」は、総アルミニウム製の2.9リッターV6ツインターボエンジンを搭載し、8速オートマチックトランスミッションを通じて力強く滑らかな加速性能を誇る。優れた敏捷性、軽さ、応答性を備えたこのモデルは、パワーとパフォーマンス、そしてテクノロジーが融合し、卓越したドライビングプレジャーを提供する。
さらに、先進運転支援システム(ADAS)によって安心かつ快適な走行をフォローする。
「GIULIA Quadrifoglio Estrema」は、その「GIULIA Quadrifoglio」をベースに、走行性能と装備の充実を図り、伊語で”究極”や”最上級”といった意味の“Estrema”の名を冠した限定車だ。アルファ ロメオが誇るスポーツセダンに、さらに洗練された走りと存在感を加えた一台である。
この限定車の最大の特徴のひとつは、世界のモータースポーツ分野において圧倒的な信頼を得ているAkrapovic(アクラポビッチ)システムを採用している点だ。Akrapovicは、1990年にスロベニア共和国で創業したヨーロッパ最大級のエキゾーストメーカーで、モーターサイクルから四輪レースまで、多くの世界選手権タイトルを支えてきた実績を誇る。
今回、「GIULIA Quadrifoglio Estrema」にこのAkrapovicのシステムを採用し、軽量化と排気効率の最適化を図り、結果、最高出力は従来の510馬力から520馬力へと向上した。リアには純チタン製マフラーを装備し、エンド部にはカーボン製フィニッシャーを組み合わせ、視覚的なスポーティさに加えて、Akrapovicならではの高く乾いた排気音がドライバーの感性を刺激し、至極の運転体験をもたらす。(編集担当:吉田恒)













