藤村修官房長官は7日、東京電力が電気料金の値上げを検討しているとの一部報道について、記者団から意見を求められ、「(原子力損害賠償支援機構設立のための法議論の時)与野党の議論の中でも、電気料金に簡単に上乗せなんかできないですねという流れであった」とけん制した。
ただ、藤村官房長官は政府としての対応については「所管の経済産業省で今後、きちっと検討されると思う。経済産業省に任せたい」として、値上げ申請が東電からなされた場合の対応については、経済産業省の判断に委ねるとの考えを示した。
(編集担当:福角忠夫)