2009年度から2010年度にかけて住宅に太陽光発電を導入したユーザー300人のうち、31%が購入して非常に満足、61.3%がまあまあ満足と9割以上が満足していることがシード・プランニングの調査で分かった。満足している最大の理由は電気代が安くなったこと(68.6%)。
調査は今年6月にシャープ、京セラ、三洋電機、三菱電機、サンテックパワー、その他のメーカーからの購入者各50名を対象に購入目的、購入決定要因、設置後の満足度などをアンケート。
その結果、購入目的の第一は電気代の削減(67.9%)、次いで、売電して将来収益を得る(38.2%)、地球環境に貢献する(31%)などが続いた。
購入時不安だったことについては予算(初期投資額)が67%と費用に不安を感じていた。次いで故障しないかどうか(56%)、電気代の削減に役立つかどうか(47.7%)だった。
購入者の28%にあたる84人は不安を感じたまま購入に踏み切っていたが、その理由で最も多かったのは、考えても分からない(20人)、次いで、少なくとも環境に貢献できる(16人)、販売店を信頼(10人)などだった。
(編集担当:福角忠夫)