細野豪志環境大臣は原子力安全庁の来年4月設置に向けて「省庁再編にはエネルギーがいるが、設置に向けての準備室もでき、人員は整っている」と語るとともに、設置のための法案を年内につくり、来年早々に国会に提出できるようにしたいとの意向を示した。4日のNHKの日曜討論に出席して語った。
原子力安全庁は原子力安全規制部門を経済産業省から分離し、内閣府の原子力安全委員会と統合、安全規制の組織を環境省の外局として設置し、原子力規制に対する独立性を担保させる。8月26日に発足準備に向け、内閣官房に原子力安全規制組織等改革準備室(室長には森本英香環境省審議官が就任)が設置され、準備を進めている。
(編集担当:福角忠夫)