ベトナムで豊田通商が保険仲介事業に参入

2011年09月01日 11:00

 豊田通商はベトナムにおいて保険仲介事業に進出する。

 2011年3月にハノイ市において、豊通インシュアランスマネジメントとToyota Tsusho Vietnam Co., Ltd.の合弁で設立した、Toyota Tsusho Insurance Broker(Vietnam) Corporationは、本年7月26日付で現地監督官庁であるMinistry of Insurance(MOF)から営業免許を正式に取得し、仲介事業を開始している

 豊田通商は現在、国内では最大級の保険代理店であり、世界11カ国で保険仲介事業を展開。今般、海外事業のさらなる拡大と強化のために、ベトナムに進出し、既に東南アジアで展開中の8カ国とも連携を強化。アジア地域における営業基盤の強化と顧客サービスの向上を目指している。ベトナムでは、経済の急成長と共に進出の相次ぐ日系企業より、高度なリスクマネジメントや保険プログラム策定の需要が増加。豊田通商はこうした需要に応えるために進出し、ベトナムにおいて、日系としては初のブローカーライセンス取得者となったという。

 今後も日本人バイリンガルスタッフが直接仲介業務を実施。最適な保険プログラムの設計を行うと共に保険商品を提供する。