現在、インドネシアは2億4千万人超という世界第4位の人口に支えられた巨大なマーケットを有しており、5%超というGDP成長率に表される通り現在も著しく成長している。また数多くの日系企業が進出しており、今後も日系企業のみならず各国企業の拠点設立が加速することが見込まれている。
このような状況においてNTTデータは、インドネシアにおけるITシステム導入・定着支援ならびに保守・運用のサポートに向けた体制の強化を目的とした新会社「PT. NTT DATA Indonesia」(NTTデータ インドネシア)を設立。2011年9月1日より営業を開始する。
新会社ではグローバル展開を加速するユーザーの多様な要望に応えるために、グローバルビジネスパートナーとして営業、システム開発およびシステム運用等のサービスを提供する「システムインテグレーションサービス」、インドネシア市場への進出を検討されている日系並びに外資系企業向けに、インドネシアにおけるマーケットリサーチ、拠点設立や事業展開に際してのアドバイザリー、およびビジネスコンサルティング等のサービスを提する「リサーチ&コンサルティングサービス」、そしてこれまで日本で培った実績をベースに、当該地域の発展段階やそれに応じたニーズ、法規制や商慣習等を見極めた上で、それらに適合した新しいITソリューションサービスの開発、販売を行う「新興国向けパッケージソリューションサービス・クラウドサービス」の3分野で事業を展開するという。
今後は新会社と各国のNTTグループ会社との連携を強めることにより、アジア・パシフィック地域全体におけるITサービスの提供能力を向上。ユーザー満足度のさらなる向上を実現してビジネスの拡大を目指す。