菅義偉官房長官は5日夕の記者会見で在日米軍のよるオスプレイの低空飛行訓練が当初予定の九州地方から、四国・紀伊半島のルートに変更されることになったと語った。
また、小野寺五典防衛大臣はオスプレイの飛行訓練という内容について「夜間に飛んだり、低空で飛んだりというのが飛行訓練ということで理解している」と同日語った。
在日米軍は6日から8日までの間、沖縄・普天間基地から岩国飛行場に飛来したあと、オレンジルートとされる紀伊半島から四国のルートで低空飛行訓練などを予定している。小野寺防衛大臣は「3日間ということなので、飛行訓練ということだ」と語った。飛行ルートの変更は陸上自衛隊の射撃訓練との関係によるという。
いずれにせよ政府は「訓練実施にあたっては昨年9月の日米合同委員会合意にもとづき、これを遵守してもらう」とともに「安全性を最大限確保し、地元に与える影響を最小限にとどめるよう、万全を期すよう働きかけていく」(世耕弘成内閣官房副長官)としている。(編集担当:森高龍二)