医療機関向けデジタルサイネージ事業を手がけるメディアコンテンツファクトリーは、iPadを利用した医療機関向け患者説明補助ツール「MediTouch(メディタッチ)」を8月にリリースした。
「MediTouch(メディタッチ)」は、医療従事者が患者に対して行う病気や検査などの説明に利用するコンテンツを数百点以上用意。同社が15年にわたり医療機関待合室のデジタルサイネージ事業を通じて制作してきた医療情報のノウハウに基づき、毎月数十点以上の新着コンテンツを続々と開発、現時点で、患者向け医療コンテンツとしては日本最大級のボリュームを擁している。また、同類似サービスではiPadのみやパソコンのみなど、決まったデバイスのみでの利用が通常だが、同サービスではiPad、パソコンなど、院内の複数台デバイスを同時に利用することが可能なマルチプラットフォームサービスを実現。簡単に印刷・閲覧できる機能がついていることから、従来口頭のみで行われていた患者への医療説明にスライドや動画を交えることができ、患者の理解度が大幅に向上すると共に、近年重要視されているインフォームドコンセントを更に進めていくためのツールにできるという。
なお、「MediTouch(メディタッチ)」のiPad版サンプルは、AppStoreより無償でのダウンロードが可能となっている。