枝野幸男官房長官は「現下の政治情勢から」9月上旬としていた総理の訪米を延期し、訪米の時期についてはアメリカ政府と改めて再調整したいと19日発表した。アメリカ政府からも延期について理解が得られたとしている。
総理訪米は今年5月にフランスで実現した日米首脳会談の際に9月上旬での招待の話がオバマ大統領からなされ、調整をしてきたが、菅直人総理の退陣時期が現実のものになったこと、これに伴う次期総理の誕生など政治状況を踏まえ、枝野官房長官の言葉によると「政府として総合的な判断を行った結果」、訪米日程を延期し、再調整することとしたという。
総合的な判断は菅総理、枝野官房長官、松本剛明外務大臣で行った。枝野官房長官は「大変恐縮なことだが、しかるべき時期に再調整する」とした。
(編集担当:福角忠夫)