KDDIと楽天が3日に共同で行った発表にて、楽天の電子マネー「Edy」を運営するビットワレットの「Edy」のチャージシステムにKDDIのキャリア決済サービス「auかんたん決済」を導入することが発表された。4日からサービスを開始する。
このたび開始が発表されたサービスは、今年6月29日に締結したKDDIと楽天の電子マネー分野における戦略的提携に基づいた企画の第一弾となる。具体的な内容は、従来はコンビニエンスストアのレジやクレジットカードから行っていた「Edy」へのチャージが、「おサイフケータイ」に対応したauの携帯電話 (スマートフォン含む)の利用者を対象に、「auかんたん決済」でも可能になる(月々最大一万円まで)。これによって「Edy」のチャージを毎月のau通信料金と合算して支払えるようになり、auの携帯電話の利用者は、チャージから利用までが携帯電話だけで可能になる。
さらに、今年9月27日からはスマートフォンのアプリ「Android Edyアプリ」のオンラインで自動的にチャージする機能「Edyオートチャージ」でも「auかんたん決済」が利用できるようになることも合わせて発表された。両社は、今後も電子マネーを通じた新サービスの提供のほか、新ビジネスにおける事業拡大を推進するとしている。