菅直人総理が衆議院解散総選挙について、2年後の参議院議員選挙にあわせた衆参ダブル選挙が望ましいとの意向を示したことについて、枝野幸男官房長官は26日、菅総理は総理として解散権を持っていないころから、さきの選挙のとき以来、一貫して選挙は4年後と言ってきたと思うとし、衆参ダブル選挙について「自然な答えだったと思う」と述べた。
記者団の内から、退陣を表明している総理が衆議院解散、総選挙の時期について2年後の参議院議員選挙が望ましいとするのは、次の総理の解散権を縛ることになるのでは、との質問に答えた。
菅総理は政権与党として衆議院議員の4年間の任期の中で、国民との約束を果たすべく努力し、そのうえで、民主党政権に対する国民の信を問うべきとの考えを一貫して示している。
(編集担当:福角忠夫)