なでしこジャパンに国民栄誉賞授与検討を指示

2011年07月26日 11:00

 FIFA女子ワールドカップドイツ2011で世界の頂点に立つ快挙を成し遂げた日本の代表チーム「なでしこジャパン」に国民栄誉賞を検討するよう事務当局に指示したと枝野幸男官房長官は25日の記者会見で発表した。

 枝野官房長官は「なでしこジャパンは真摯な努力を重ね、幾多の試練を乗り越え、FIFA女子ワールドカップドイツ2011において初優勝という偉業を成し遂げ、多くの国民に、爽やかな感動と社会に明るい希望を与えた」と評価し、国民栄誉賞の対象として検討するように指示したとした。

 「今後、関係者の意見も伺ったうえで最終判断することになる」という。一方で、枝野官房長官は「国民栄誉省は広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったということを目的にしており、まさに、その目的にぴったり」と国民栄誉賞にふさわしいとの考えを示した。
(編集担当:福角忠夫)