総理いることが法案審議の足かせ 片山参院議員

2011年07月08日 11:00

 菅直人総理は7日の参議院予算委員会で片山虎之助たちあがれ日本参議院幹事長から「3案(第2次補正予算案、公債特例法案、再生可能エネルギー法案)は重要な案件だが、自分で通さなければいけないのか」と質され、「第2次補正予算案は閣議決定しており、15日に提出する。野党の皆さんの意見も取り入れているので、比較的早く成立させて頂けると思うが、今月中にでも成立させて頂きたい」と2次補正の今月中の成立に協力を求めた。

 また、公債特例法案については成立しなければ国民生活にも支障がでるとして「私の内閣で成立させたい」とした。

 片山氏は「総理がいることが法案審議の足かせになっている。退陣すれば早く通ると思う」と早期退陣を求めたが、菅総理は「(法案成立をみないまま)引き継ぐのは、後の人に重たい荷物を持たせることになる」と語り、自ら成立させたいとの強い思いを示した。
(編集担当:福角忠夫)