自民衆院議員全員で北方四島視察をと山本大臣

2013年03月08日 00:07

 山本一太沖縄・北方対策担当大臣は7日の衆議院予算委員会で自民党の高市早苗政調会長から北方四島の啓発活動への取り組みを質され「今回の衆議院議員選挙に当選した119人の自民党議員全員に根室まで行ってもらい、納沙布岬から直接、北方領土を見、資料館で元島民の人たちと意見交換していただく研修会を自民党政調会長にお願いしている。是非実現してほしい」と協力を求めた。

 そのうえで、山本大臣は北方四島啓発活動について「国民各層に訴えていかなければいけない。特に、若い人たちに認知度が低いことからネットなどを通した(情報)発信を強化していきたい」とした。

 山本大臣は20代では北方四島の認知度は2割しかないと語り、「ネットテレビでCMを流し始めた。ツイッターやフェイスブックにもアカウントを設けて双方向の発信をしていく」とした。また企業との連携も図ったPRをしていく考えも示し、協力については費用面でも対応する考えを示した。(編集担当:森高龍二)