厚生労働省は平成11年以来、12年ぶりに「一般用医薬品の使用上の注意記載要領について」の改訂を行う準備を進めている。
早ければ7月下旬にパブリックコメントを開始し、秋ごろの改定をめざす。改定作業では、現在、専門家らによる改定案づくりが詰めの段階に入っている。
改定が実施されれば、医薬品の箱への表示や箱内の添付文書が変更になるが、経過措置期間をどれくらいにするかなどについても今後、つめていく。
また、添付文書については、現行の添付文書の用紙の大きさ内で、かつ1枚でおさまることを前提に予定しているという。
(編集担当:福角忠夫)