三菱商事、ベネズエラの石油公社への融資契約の締結を発表

2011年06月30日 11:00

 三菱商事は、国際協力銀行および日本貿易保険の支援を受け、ベネズエラ国営石油公社(以下:PDVSA)との間で総額7.5億米ドルの融資契約 (融資期間:15年) を締結したことを29日に発表した。

 今回の融資契約の締結と同時に、三菱商事とPDVSAとの間では日本向けを前提とするベネズエラ産サンタバーバラ原油の引取に関する基本契約(15年間)も締結されている。さらに同社は、サンタバーバラ原油以外のベネズエラ産原油および石油製品に関する引取の基本契約も締結しており、これらの契約を活用し、ベネズエラ産原油および石油製品の供給源の確保と、引取・販売事業の拡充を図る姿勢を明確にしている。

 今回の融資は、三菱商事の100%出資にて設立したオランダの金融子会社「オリエンテ ファイナンシング カンパニー」を通じ、国際協力銀行および日本貿易保険の支援を受けた市中銀行団からの融資金をPDVSAに対し転貸融資する方法で行われる。一方、PDVSAは今後、原油および石油製品の販売代金を返済原資に充当していく。