三菱電機とNEC、クラウドサービス事業で新たに協業を確立

2011年06月16日 11:00

 三菱電機とNECは、生産管理システム分野のクラウドサービス事業で新たな協業関係を確立した。

 三菱電機は、最先端の制御技術とネットワーク技術を駆使して”生産現場の見える化”を実現する「e-F@ctory」をコンセプトに、シーケンサ MELSEC―QなどFA製品のトータルサプライヤーとして、国内外で事業を展開。またNECは、世界の多数の製造業に導入されているERPパッケージソフト「IFS Applications」 を国内ベンダーとして唯一、クラウドサービス(SaaS型)で提供。「IFS Applications」に日本企業特有のニーズに適応する機能も追加提供しており、導入企業から高い評価を得ている

 今回の協業により、三菱電機のFA制御機器とNECのSaaS型「IFS Applications」を組み合わせたサービスの提案や共同マーケティングを開始。その第一弾として、日本国内およびアジア地域で営業活動を行い、今後3年間で同地域50社への販売を目指す。今後、両社は顧客の生産革新に一層の貢献ができるソリューションの開発・提供を進めていくという。