従業員10人以上の会社経営者565人が選んだ、今年の最優秀経営者は日本航空名誉会長の稲盛和夫氏に決まった。経営危機を短期に克服し、再上場させた手腕や赤字体質の会社を黒字に変えた経営手腕が高く評価されていた。
これは産業能率大学が実施したもので、445人が回答した。11日発表された。それによると、2位にはソフトバンク社長の孫正義氏、3位にはファーストリテイリング会長の柳井正氏。4位にはトヨタ自動車社長の豊田章男氏、5位には米アップル社CEOのティム・クック氏になった。
一方、来年に注目される企業では、経営再建中のシャープがトップ、2位にはパナソニックがあがった。特に、シャープについては危機から脱出できるかどうか、再建への舵取りや取り組みが注目を集めている。(編集担当:森高龍二)