住友ゴム工業のタイのタイヤ製造子会社であるスミトモラバータイランドとインドネシアのタイヤ・ゴルフボール製造子会社のスミラバーインドネシアは、6月に「環境報告書2011」をそれぞれ発行した。これにより、本年はベトナムのOA機器用精密ゴム部品製造子会社とタイのテニスボール製造子会社が新規に、また 中国、タイ、インドネシアの海外タイヤ子会社全社が継続して「環境報告書」を発行したことになるという。
スミトモラバータイランドは2006年の操業開始以来環境保全活動を推進し、2009年にその活動を記載した「環境報告書」を初めて発行。3年目となる本年の「環境報告書2011」は、会社概要、企業理念、環境方針、環境管理組織、主な環境保全改善内容、環境保全データ、環境活動状況、社会貢献活動、緑化活動等で全30ページとなっている。
一方、1997年に操業を開始したスミラバーインドネシアは、2007年に初めての「環境報告書」を発行し今年で5年連続となる。全21ページの報告書には、会社概要、企業理念、環境方針、環境管理組織、環境活動、環境目標・実績、社会貢献活動、緑化活動等が、スミトモラバータイランドの報告書同様、写真やグラフとともに紹介されているという。
環境省からも「エコ・ファースト企業」として認定されている住友ゴムグループは、業界の環境トップランナーとして、日本国内だけでなく海外のグループ会社も含め、グローバルに環境活動を推進していく。