東京電力福島第一原発では30日、1号機原子炉建屋地下に高濃度の汚染水がたまっていることが分かるなど、収束にまだまだ時間がかかるが、こうした中、原発事故に対する菅内閣への対応に国民の評価は厳しくなっている。これについて、岡田克也民主党幹事長は「深刻な事故だから、いかなる対処をしても、国民からみて十分でないと否定的結論が出ても仕方ないと甘受しなければならない。原発が安定するまで、厳しい判断が続くだろう」と語った。
また、岡田幹事長は原発への政府の対応については「100点満点ということはないだろうが、70点なのか、30点なのかは、後で客観的に評価されるべき」とし、「今は、国民の立場に立って(原発事故対応に)間違いない判断をしっかりやっていかなければならない」と強調した。(編集担当:福角忠夫)