「神於山シャープの森」活動に、シャープが大阪府から知事感謝状授与

2011年05月27日 11:00

 シャープは、大阪府が生物多様性保全をはじめとする課題解決に向け、企業や各種団体などの参画によって、放置され荒廃した森林の広葉樹林化を推進するため、森林所有者との仲人となり森づくり活動を支援するための制度「アドプトフォレスト制度」の第1号企業としての取り組みが認められ、26日、大阪府より知事感謝状を授与された。

 同社は、大阪府および岸和田市とアドプトフォレスト制度に基づく協定を2006年4月に締結し、大阪府岸和田市にある神於山の約2ヘクタールを「神於山シャープの森」と名付けて、ヤマザクラやクヌギをはじめとする広葉樹の植林(約2000本)や育林などの里山再生活動を行ってきたという。この活動に対して、大阪府より里山再生に顕著な功績があると認められ、26日、知事感謝状を授与された。

 また、同社は大阪府および岸和田市と新たに「神於山シャープの森づくり活動宣言」に合意し、本日、岸和田市役所で調印式を実施。さらに生物多様性に富んだ森を目指し、「フクロウの棲む森づくり」を新たなコンセプトとして、取り組んでいくという。

 同社は2004年11月より「シャープの森」づくりに取り組んでおり、現在、全国12ヶ所で地域に根差した植林や育林などの活動を行っている。今後も「シャープの森」での様々な活動を通じ、環境分野での社会貢献の取り組みを一層推し進めていく。