2022年に原発ゼロ、再稼動認めず 生活第一

2012年11月19日 11:00

 小沢一郎氏率いる国民の生活が第一は2022年には原発をゼロにするとともに、原発の再稼動は認めないエネルギー基本政策案をまとめた。

 2011年のエネルギー比率は電気事業連合会のまとめた資料をベースに原子力は10.7%、天然ガスが39.5%、石炭が25%、石油などが14.4%、水力・小水力が9%、新エネルギーが1.4%になっているエネルギー比率を、同党は2022年には「原子力をゼロ」に、天然ガスを2011年に比べ8.5ポイントあげ48%に、石油などは9.4ポイント減少させ5%に、水力・小水力は1ポイントあげ10%に、新エネルギーは10.6ポイントあげ12%に数値をあげる。

 当然、関西電力大飯原発の再稼動も認めず、原発の新増設も認めない。案では「当面は火力に頼るが、省エネ、再生可能エネルギーの開発・促進やエネルギーの地産・地消をすすめ地域の発展につなげることをめざす」としている。(編集担当:森高龍二)