1次補正 賛成したが規模も内容も十分でない

2011年05月02日 11:00

 谷垣禎一自民党総裁は23年度第1次補正予算案が衆議院で可決したことを受け、30日、「自民党として賛成はしたが、予算案の内容が適切なものと考えているものではない」と緊急を要する被災地の復興・復旧のための措置を最優先したための賛成である旨をアピール。

 谷垣総裁は「予算の規模も、内容も十分でない」とした。特に、「ばらまき4K(子ども手当、高速道路の割引制度など)をどうするのか、公債や年金財源の転用問題など」財源問題をとりあげ、「自公民3党でこれらについて今後の検討事項とすることが(29日に)確認できたこと」も今回の予算賛成にまわった要因であることを伺わせた。(編集担当:福角忠夫)