オバマ氏 野田総理に素晴らしい関係築いてきた

2012年11月16日 11:00

 外務省は15日、野田佳彦総理とバラック・オバマ米大統領との電話会談の内容を公表した。電話会談は14日夜11時40分ころから約10分間行われた。

 それによると「野田総理は環太平洋パートナーシップ(TPP)に関し、2011年11月にTTP交渉参加に向けて関係国との協議に入ることとした際の自分の考えは変わっていない旨を伝えると、オバマ大統領から、日本のTPPへの引き続いての関心を歓迎している旨が伝えられた」としている。

 また「野田総理が、今後もオバマ大統領とともに日米二国間の課題のみならずアジア太平洋地域やグローバルな課題に取り組みたい旨述べたのに対し、オバマ大統領から、貴総理とは素晴らしいパートナーの関係を築いてきた。引き続き世界が直面する課題への取り組みにおいて緊密に協力していきたい旨述べ、両首脳が今後とも日米同盟を一層深化・発展させていくことを確認した」とした。

 TPPに参加するかどうか、結論は国民の審判後の政権にゆだねられる。(編集担当:森高龍二)