NECは14日、東日本大震災によって被害を受けた企業に対し、復興支援の一環として会計システムのクラウドサービス「EXPLANNER(エクスプランナー) for SaaS(会計)」を無償で提供することを発表した。サービスの利用受け付けは同日より今年7月29日までを予定しており、無償で利用できる期間は今年5月11日から2012年4月27日までを予定。岩手、宮城、福島、青森、茨城、栃木、千葉、長野の8県で、災害救助法が適用されている市町村にある法人を対象としている。
「EXPLANNER for SaaS(会計)」は、業種や規模を問わず、企業の会計業務運用に必要な標準システム機能をネットワーク経由で提供するもので、簡単な設定と操作で迅速に利用することができる。尚、無償提供は1社で1IDの利用とし、同社が標準で提供する機能とサービス内容の範囲で、少しでも多くの企業に利用してもらうことを目的としているため、企業ごとの固有設定やカスタマイズは予定されていない。