政府内で風評被害を生むタネ あってはならない

2011年04月18日 11:00

 蓮舫消費者および食品安全担当大臣は15日の参議院消費者問題に関する特別委員会で「政府の中から風評被害を生むようなタネを生むようなことは絶対にあってはならない」と閣僚発言に慎重さを求める姿勢を示した。

 これは、森まさこ参議院議員(自民党、福島県選挙区)が福島第一原発事故周辺では10年、20年は住めないのではとの発言が総理からあったとする報道により「地元は大パニックになった。地元民が泣いて苦しむようなメッセージが出てきて、その発言が簡単に否定され、(関係した)参与は注意のみで終わっている。参与を罷免すべきではないのか」と正確な情報提供と風評被害への対応を蓮舫大臣に求めたことに答えた。

 菅直人総理は10年、20年は住めないのではとの発言については発言していないと発言を否定している。
(編集担当:福角忠夫)