高性能で低価格な製品ラインナップによって、国内のビジネスシーンにて愛用者を増加させているレノボ・ジャパンは29日、企業向けメインストリーム・ノートブックPC「ThinkPad Lシリーズ」より新製品を発売した。ラインナップに追加されたのは「ThinkPad L520」と「ThinkPad L420」の2機種で、両製品にはインテル社の最新型Core(TM)iシリーズプロセッサーが搭載されており、レノボ独自のLenovo Enhanced Experience 2.0 for Windows7や、Web会議を快適に使うことができる新機能などを搭載しながらも低価格を実現した。また、どちらのモデルもENERGY STARRに適合するなど環境に優しい設計となっている。さらに、搭載されている新しい省電力マネージャーには、電気消費量の削減に貢献する「ピークシフト機能」が搭載されており、バッテリーからPCを駆動するか、ACアダプタからPCを駆動するかのスケジュールを設定することができ、これによって電力消費量がピークに達する時間帯の電気の使用を自動的に避けることができる。
同時に、ビジネス・ユーザーを中心に高い人気を誇る同「Xシリーズ」からも新製品「ThinkPad X220」を発売した。同製品は、ヒンジ部分を大きくし、磁石を使用したラッチレス構造を採用することによって、従来のサイズより45%幅を大きく取り、さらにクリック機能も一体となったタッチパッド(クリックパッド)を搭載している。また、カバー内部のフック部分をなくすことによって突起物やフック穴がなくなり、Wi‐Fiのアンテナを最適な場所に配置することが可能となった。さらにW/T/Lそれぞれのシリーズと同じデザインのキーボードを採用した。同製品にも、先述の「Lシリーズ」各新製品と同様にインテル社の最新型Core(TM)iシリーズプロセッサー、レノボ独自のLenovo Enhanced Experience 2.0 for Windows7、「ピークシフト機能」、Web会議を快適に使うことができる新機能などが搭載されている。