東日本の大地震を受け、インターネット募金もYahoo!、mixi、ニワンゴ、モバゲーTOWN、GREE、アメーバピグ、はてな、ソフトバンクモバイル等各社が積極的に行っている。
Yahoo!は12日、「Yahoo!ボランティア」のWebページで被災地支援のための緊急災害募金を呼びかけた。寄付をするにはYahoo! JAPAN IDが必要となる(登録は無料)。壁紙を購入する、あるいはYahoo!ポイントによる募金が可能。 yahoo!ボランティアには13日午後6時現在ですでに約3億6000万円が集まっている。
また、ソーシャルネットワーキングサービスmixiを運営するミクシィも同日、会員ユーザー向けに義援金募集を呼びかけた。携帯電話向けサービス「mixiモバイル」からユーザーのページデザインなどを変更するためのデータである「mixiコレクション」(ミクコレ)の「支援ミクコレ」を購入することで応募できる。代金は50pt(50円)で、ユーザーが購入するとmixiが50円分を上乗せして100円分の募金として復興活動のために寄付するとしている。
動画共有サービス「ニコニコ動画」を提供するニワンゴも募金の受け付けを開始している。募金用映像を「ニコニ広告」で宣伝すると、利用したポイント額(1ポイントが1円)の総額を日本赤十字社およびユーザーからの意見を基に決めた支援団体に寄付するという。寄付の際の手数料などは親会社のドワンゴが負担する。
ネットを通すことで行われる1人1人の募金額は少ないだろう。しかし、個々の善意がつながることで大きな力を生むという、ネットワークパワーにより、その金額は計り知れないほど伸長する。この善意の積み重ねにより、1人でも多くの人が救われることは間違いない。