内閣府は今年4月～６月期の実質ＧＤＰ（国内総生産・２０１５暦年連鎖価格）の成長率が０．３％と年率換算で１．０％の成長率になったと１５日発表した。昨年４月～６月期から５期連続プラス成長になっている。
成長率寄与度では実質で国内需要（内需）はマイナス０．１％だったが、財貨・サービスの純輸出（輸出－輸入）がプラス０．３％と押し上げた。
民間最終消費支出でみると実質０．２％（1～3月期は０．２％）、名目０．２％（1～3月期は１．９％）となった。そのうち家計最終消費支出は実質０．１％（1～3月期は０．２％）、名目０．１％ （1～3月期は１．９％）。家計最終消費支出（除く持ち家の帰属家賃）は実質０．１％（1～3月期は０．２％）、名目０．２％（1～3月期は２．２％）になっていた。
また２０２４年度の実質ＧＤＰ成長率は０．８％、名目ＧＤＰの成長率は３．７％になったとしている。GDP成長率に占める寄与度では内需が１．２％、外需はマイナス０．４％だった。（編集担当：森高龍二）
