谷垣禎一総裁は24日、北朝鮮による韓国砲撃事件を受け「朝鮮半島の危機だけでなく、東アジアの平和と秩序に対する重大な挑戦」とするとともに、「日本の平和にとっても深刻な影響のある問題。政府がきちんとした対応をとることに協力を惜しまない」とした。
一方、羽田雄一郎民主党参議院国会対策委員長は、野党7党が今回の問題を5日に衆・参予算委員会で集中審議するとともに、北朝鮮非難決議を採択するよう求めていることにつき「しかるべきときにやる必要はあると思うが、韓国や米国とも連絡をし、情報収集を行っている状況であり、決議や集中審議を行ったところで野党の質問に正確な答えができない」とし、現段階はその時期でないとの意向を示した。羽田氏は「まず党首会談の呼びかけをしている段階」と説明した。
(編集担当:福角忠夫)