住友ゴムの新GT-R向けに開発したランフラットタイヤの実力

2010年11月22日 11:00

 住友ゴム工業<5110>は、自社が開発したダンロップブランドのランフラットタイヤ「SP SPORT MAXX GT 600 DSST CTT」の性能を確かめるため、日産自動車と共同で2011年モデルNISSAN GT-Rの走行テストを、10月にドイツ・ニュルブルクリンクサーキットで実施した。

 「SP SPORT MAXX GT 600 DSST CTT」は、NISSAN GT-Rの性能を最大限に発揮させるタイヤとして住友ゴム工業が開発。今回のドイツにおける走行テストでは、一部ウエットながら、7分24秒台を何度も記録するなど、その高い性能を発揮したという。

 また、サーキットやアウトバーン等で証明された高速走行時の運動性能だけでなく、ダンロップのランフラットタイヤ開発技術「DSST(DUNLOP Self-Supporting Technology)」が生み出したCTT(Combined Technology Tire)プロファイルにより、ランフラット性能と一般走行における高い乗心地、ノイズ、ウエットさらに耐摩耗性能なども高次元で両立している事が様々なテストよって証明された。
(編集担当:北尾準)