住宅購入 独身男性は女性より結婚見据えて選択

2010年10月21日 11:00

 リクルートが初めて住宅を購入したシングルの男女343人にアンケートした結果、間取りの多い住宅を選ぶのは男性であることが分かった。リクルートは「女性より男性の方が結婚を見据えて住宅を購入していることが伺える」としている。

 調査は9月28日から30日にかけて、2006年以降に住宅を購入した関東、関西のシングルの男女(20歳から49歳まで)343人を対象に実施。このうち、54.2%は35歳から44歳が占めた。

 購入住宅は81.6%がマンションで、女性では1Kから1LDKが39.2%と4割近くを占めたのに対し、男性では1Kから1LDKは25.3%にとどまり、3K以上が5割を超えた。

 住宅購入のきっかけについては55.1%が「家賃がもったいないと感じるようになったから」と回答した。住宅ローンが低金利で推移していることも反映していた。
(編集担当:福角やすえ)