住友不動産<8830>は8日、平成25年3月期第2四半期の連結決算を発表した。営業収益は314,129百万円(前年同期比2.1%増)、営業利益は68,773百万円(前年同期比6.6%増)、経常利益は50,713百万円(前年同期比13.8%増)となり、四半期純利益は26,365百万円(前年同期比13.1%増)となっている。
当第2四半期連結累計期間の経営成績は、不動産賃貸事業において既存ビルの収益悪化がほぼ止まり、前期竣工の「住友不動産新宿グランドタワー」、「住友不動産千代田富士見ビル」などの通期稼働が業績に寄与、前年同期比で増収増益となっているほか、分譲マンションの利益率が改善した不動産販売事業で営業増益となり業績を牽引。営業収益、営業利益、経常利益、純利益のすべてで前年同期を上回り、増収増益での着地となった。
尚、通期業績予想に対する当第2四半期までの経常利益進捗率は47%と、業績は計画通り順調に推移している。