日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)の発表によると、11月の国内新車車名別販売台数は、ホンダの軽自動車「N-BOX」が前年同月比89.8%の1万6198台を売り上げ、2カ月ぶりに首位となった。
2025年も残すところ1カ月弱、1~11月の累計台数のトップは、N-BOXで前年同期比2.9%減の18万5784台。2位のヤリス(同2.7%増の15万4931台)よりも3万台以上多い水準のため、1~12月暦年の累計販売台数では「N-BOX」が4年連続の首位確実な状況だ。先月トップに立ったダイハツの「ムーブ」は軽自動車3位に止まるも、好調を維持、1万台超を記録した。
固有の車名別売上総合ランキングは以下のとおり。
■□■□ 2025年11月 車名別新車販売ランキング ■□■□
(カッコ内は前年同期比)
01)ホンダN-BOX 16,198台( 89.8%)*
02)トヨタ・ヤリス 14,556台( 77.4%)
03)スズキ・スペーシア 12,904台( 89.2%)*
04)トヨタ・カローラ 10,997台( 67.9%)
05)ダイハツ・ムーヴ 10,951台(140.2%)*
06)トヨタ・ライズ 10,004台(188.2%)
07)トヨタ・シエンタ 9,703台(109.4%)
08)トヨタ・ルーミー 8,664台(191.3%)
09)日産ルークス 7,741台(141.0%)*
10)トヨタ・アルファード 7,238台( 81.6%)
11)ホンダ・フリード 7,132台( 90.3%)
12)トヨタ・ヴォクシー 6,875台(117.8%)
13)トヨタ・ノア 6,763台(113.1%)
14)スズキ・ハスラー 6,660台( 90.7%)*
15)三菱デリカミニ/ek 6,378台(132.0%)*
16)ホンダ・ヴェゼル 5,794台(119.3%)
17)スズキ・ワゴンR 5,361台(100.0%)*
18)ホンダ・ステップワゴン 5,082台(134.0%)
19)スズキ・ジムニー 4,969台(138.8%)*
20)トヨタ・クラウン 4,597台( 79.7%)
*印は軽自動車
驚くべきは登録車トップ10にトヨタ車が8車種名を連ねていること。ヤリス、カローラの日本車の定番から、シエンタ、ルーミーのコンパクトミニバン、ヴォクシー&ノアの中堅ミニバン、そしてアルファードと云った上級ミニバンまでがランクインする。そこに割って入ったのがホンダ・ステップワゴン、日産セレナの名が消えたのと入れ替わりで再登場か?
総合2位は登録車トヨタ・ヤリスで22.6%減の1万4556台。モデルの種類・バリエーションが、GR、ヤリスクロスなど豊富な点が人気を集めている。3位はスズキの軽「スペーシア」で10.8%減の1万2904台だった。4位にトヨタのグローバルモデル「カローラ」、5位にダイハツの軽自動車「ムーヴ」がそれぞれ入った。(編集担当:吉田恒)













