ダイエット素材・フコキサンチンも登場「食品開発展2010」が開幕

2010年10月14日 11:00

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ヤマハ発動機<7272> は、2006年にライフサイエンス事業を立ち上げ、独自の研究により健康食品事業に参入。食品の健康志向、安全性探求を目的とした食品専門の展示会「食品開発展2010」には4年連続で参加している。

 食品の健康志向、安全性探求を目的とした食品専門の展示会「食品開発展2010」が、13日から15日までの3日間、東京ビッグサイトで開催される。

 2006年にライフサイエンス事業を立ち上げ、健康食品事業に参入して以来、4年連続での参加となるヤマハ発動機<7272>は、内外美容素材として定着しつつあるアスタキサンチンの健康食品原材料「ピュアスタオイル80」、水溶化製剤「ピュアスタW-05」、また化粧品用製剤の「ピュアスタオイルC100」などを出展。アスタキサンチンを使ったサプリメントや美容ドリンクのほか、化粧品などを提案する。

 また、脂肪燃焼を促し、内臓脂肪を減少させるとして注目されるダイエット素材のフコキサンチンも、サンプル請求の受付を予定しているという。今回の出展について、同社のライフサイエンス部は「独自の研究により製品化することに成功した、高品質で安全性に優れた純国産の健康食品原材料を食品開発展に出展することで、ヤマハ発動機の食品に対する取り組みを広く多くの人に理解してもらいたい」としている。

 食の安全性や品質に対するニーズの高度化、また人々の健康志向が高まる中、食品業界だけではなく、医薬品業界、化粧品業界、さらにはアジアや欧米など海外からも注目を集めている「食品開発展2010」。食品の機能性と安全性に関する最新の情報が集結するこのイベントを、日本のみならずアジア市場全体を見据えた大きなビジネス戦略のひとつのきっかけとして捉えている企業も多いようだ。
(編集担当:北尾準)