補正予算 はやく成立させることが大事と岡田氏

2010年09月28日 11:00

 岡田克也民主党幹事長は27日、定例記者会見で22年度補正予算について「国民生活も大変でしょうから。はやく成立させるということが大事」との考えを示した。

 そのため、各党の意見を聞いた上で民主党としての考え方をまとめていくとし、補正予算の規模については「各党の考え方について、だいたい揃っている」と話したことから、4兆円程度とみられる。

 岡田幹事長は記者団から自民は5兆円、公明は4兆円を言っているが、と語ったのを受け、「自民党さんの5兆円は予備費の9000億円も含めてのものと思う」として、4兆円前半の額になることを示した。

 一方で「補正予算の額と中身は関連している」として、民主党としての予算規模について、具体的な数値には触れなかった。

 また、予算提出時期について、事前に調整したうえで出すのか、提出後に調整するのか、いずれにしろ、「はやく成立させるということが大事」と語った。
(編集担当:福角忠夫)