シャープ は1日、平成25年3月期第2四半期の連結決算を発表した。売上高は1、104,166百万円(前年同期比16.0%減)、営業利益168,896百万円、経常利益は197,281百万円となり、四半期純利益は387,584百万円となっている。
同社グループでは、在庫の適正化や固定資産圧縮など、財務体質の改善に加え、人件費を中心とした固定費の削減や、大型液晶事業のオフバランス化、さらに主要取引先との総額3,600億円の借入枠設定契約締結による運転資金の安定確保など、経営改善のための諸施策を推進。しかし大幅な商品及びデバイスの価格下落や、亀山工場における新規中小型液晶の稼働の遅れ、国内・中国での液晶カラーテレビの予想を上回る販売減などにより、厳しい状況が続いた結果、売上は大幅に減少している。また、純損益の赤字は、平成24年3月期の3760億円を上回る4500億円と過去最大となった。