カルビー<2229>は11月1日、平成25年3月期第2四半期決算を発表。売上高は前年同期比13.3%増の860億7500万円、営業利益は同72.3%増の67億700万円、経常利益同85.2%増の64億8100万円となっている。
ポテト系スナックやシリアルといった従来品だけでなく、販売エリアを拡大した新製品「ベジップス」などが好調で国内シェアを向上。さらに、ペプシコグループと業務提携を実施した北米や、カンシーフグループとの合弁会社を設立した中国・台湾といった海外での売り上げが上昇した。
また、国内シェア拡大を図るために販売促進費を積極投下したものの、売上拡大と製造原価率低減により、営業利益・経常利益ともに前年に比べて増加。四半期純利益も前年同期比113.4%増の37億8200万円で、震災の影響をうけた前年を大幅に上回っている。
この好調さを受けて同社は、通期での業績予想を上方修正。売上高を前年比6.1%増の1733億円、営業利益も同24.1%増の152億円、経常利益同19.3%増の149億円としている。