国防軍創設のように戦前にまで時計の針戻すのか

2012年12月14日 08:30

 野田佳彦総理は13日、遊説先で外交・安全保障にふれ「冷静・沈着で現実的な外交政策が必要」。「時計の針を、国防軍の創設のように戦前にまで戻してしまうんでしょうか」と改憲で自衛隊を国防軍にとする自民党をけん制した。

 野田総理は経済振興については「給料をあげて、雇用をつくり出すことが経済成長の目指すべき姿」と強調。

 雇用創出には「原発稼動ゼロをめざすための再生エネルギー分野で140万人の雇用をつくり出す」とし、「医療・介護・健康の分野で3年間に85万人の雇用をつくり出してきた。さらなる後押しで280万人の雇用をつくり出せる」とアピール。経済を成長させて、400万人の雇用をつくるとして支持を訴えた。

 また「成長分野に種をまいて雇用をつくっていく経済対策でデフレ脱却を」と呼びかけた。(編集担当:森高龍二)