谷垣禎一自民党総裁は4日、政治と金の問題、普天間問題先送りなどの問題を「次の国会できちんと議論していく。次の国会にはさらに闘志を燃やす」と政府を追求していく姿勢を表明した。
谷垣自民党総裁は、今臨時国会では、デフレ、急激な円高、雇用など景気問題と普天間問題を中心とする外交問題、政治と金の問題の3点が浮かびあがってきたとして、「国会としてしっかり議論すべきだと野党としては異例の対応をし、党首討論などを求めたが全て拒否された。鳩山さん(首相)は脱税疑惑隠しや普天間の先送りを追及されるのを嫌がってお逃げになったと言わざるを得ない」とした。
また、景気対策については「政府の方も動き出してはいるが、スピードを持つことが重要。我々がやってきたものを化粧直ししてお出しになっているものもあり(景気浮揚へ)直ちに実行すべき」とスピード感を求めた。
一方、普天間移設問題については「移設に新しい所を探すというようだが、このような対応は国際間では無責任」と政府の姿勢を批判した。
(編集担当:福角忠夫)