株式会社 毛髪クリニックリーブ21は、2009年10月20日が「頭髪の日」であることにちなみ、インターネットでの意識調査による「薄毛男性が日ごろ損をしたと感じる」ことについてのアンケート結果を発表した。
薄毛に悩む人が、損をしていると感じることの第1位は「精神的苦痛」で、周りの人からの視線や言葉によって「精神的苦痛」を味わっているケースが多いようだ。具体的な例では、「職場で額をみながら、君はもう若くないんだから」、と言われたり、「飲み会で薄毛をネタにされた」、「薄毛を笑われた」などの回答が多く寄せられた。
こうした回答の中から、「精神的苦痛を感じる瞬間」をまとめてみると、「通勤で人に自分を見られる」、「会社で人に会う(薄毛をからかわれる)」、「昼食時に外出して人に見られる」、「営業で外出、クライアントに会う」、「飲み会などで店に行く際」、「帰宅する際の公共交通機関の利用時」などが挙げられている。
また、第2位に挙げられた回答は「老けて見られる」。「母親と夫婦と間違われた」、「女性と恋愛関係になりづらい」などの回答がある中で、「仕事先の人に第一印象がよく思われなく、話がうまく進められない時がある」という回答もあり、切実な悩みが浮き彫りになっている。
第3位は「髪型が決まらない(好きな髪型にできない)」。これは20、30代では最も損をしていることとして挙げられているが、40、50代になるとなんと7位にまでランクを下げている。年齢が上がると髪型への意識が少なくなり、代わりに老けて見られることが上位にランキングされるなど、世代によって意識が違うことがうかがえる結果となった。
今回のアンケート結果を見ると、薄毛に悩む男性は、基本的に人と会うことが「精神的苦痛」になっていることが理解できる。海外では、薄毛はあまり欠点という認識はないようだが、日本ではまだまだ、外見においてマイナスのイメージを与え、ストレスの一因となっているのが現状のようだ。
(編集担当:宮園奈美)